お姫様のオオカミ

「あの…やっぱり変じゃないでしょうか?」

でも自信が持てないから聞いてしまう。

「すげぇ似合ってる。明日からそうやって来なよ」

「はっはい…」

「じゃあ行こうか」

「はい…どっどこに?」

「川。あそこしか行くとこないし」

「川…ですか」

「嫌か?」

「そういうわけじゃ…ただ、昨日の方はもういないですよね?」

昨日の人たち、怖かったから…

「あぁ、あのナンパ野郎どもか。大丈夫、俺がついてるから」

玲央は笑いながら答えた。
その一言にすごく安心した。