お姫様のオオカミ

「ふふっ、そっか」

先輩は私から離れた。

「じゃあ行こうか」

「はっはい」

私達は公園を出た。
先輩に家まで送ってもらった。
家までは先輩がいっぱい話してくれた。


「…じゃあまた明日って、もうマネージャーじゃないんだもんな。じゃあまた今度か」

「そっそうですね…」

「会いたくなったらすぐに連絡しろよ。絶対会いに行くから」

「はっはい」

絶対会いに行く…
その言葉にドキッとする。

「俺の方が会いたくなるかもな」

「っ!!」

頬がカーッと赤くなった。
またそうやってさらっと恥ずかしいことを…

「また連絡するよ、じゃあね」

「はい。また、今度ですね」

先輩が見えなくなるまで見送った。
まだ収まらないドキドキと一緒に家に入った。