お姫様のオオカミ

お昼休みの時間になった。
私は朱里ちゃんとしーちゃんと昼食中。

「春瀬さーん」

「…はいっ」

私を呼ぶ声がした。
呼んだのはクラスメイトの笹柿さん。

「なんでしょうか?」

「谷村先輩が呼んでるよ」

「えっ!?」

思わず立ち上がる。
そして廊下を見る。
…ホントにいた。
私は慌てて廊下に出る。

「キャッキャプテン…」

「ここじゃあれだし、ちょっといい?」

周りを見るように言う。
キャプテンの周りには女子が大勢囲っていた。
みんな私に冷たい視線。

「わっわかりました」

キャプテンについていった。