お姫様のオオカミ

この前行った公園に行った。
ベンチに座る。

なんか緊張する。
キャプテンが隣にいるから?
私服だから?

「そんなに固くならなくていいよ」

そう言って頭を撫でてくれた。
少しずつ緊張が解けていく。

「すみません…」

「またそうやってすぐに謝る。詩音ちゃんは何も悪いことしてないでしょ?」

「そっそうですね」

「クマは少しひいたみたいだね。よかった…」

「えっ?そっそんなに酷かったですか!?」

慌てて顔を隠す。
そんなにわかりやすくあったんだ…
毎日鏡見てたのに気付かなかった。

「違う違う。俺が勝手によく見てただけ。ウチの部員は誰も気づいてないんじゃないかな?」

キャプテンがそっと顔から私の手を外した。

「隠すほどじゃないよ。それに…」