お姫様のオオカミ

「おはようございます」

とりあえず教室に入ると…えっ!?

「詩音、遅ぇんだよ。もうちょっと早く来いよ」

「えっあっ、すみません」

思わず謝ってしまった。
でもなんで玲央が!?ホントに来るなんて…

「何突っ立ってんの?座れば?」

「…あっはい」

自分の席に着く。
まだ少し混乱している。

『学校は嫌いだ。けど、あんたがいるなら行ってやってもいい』

あれは嘘じゃなかったんだ。
そっか…