お姫様のオオカミ

着替えて戻ってきたら、ちょうど部活が終わったようだった。
みんながゾロゾロと部室に戻ってくる。

「お疲れ様です」

ひとりひとりに新しいタオルを渡しながら挨拶する。

「ありがとう、春瀬」

「いえいえ。お疲れ様です」

「ありがとう。詩音ちゃん、お疲れ様」

「キャプテン、お疲れ様です」

「みんなの着替えが済んだらすぐに呼ぶからね」

「あっはい」

ひらひらと手を振りながら部室に入っていった。
私は一礼して、また部員たちに挨拶をした。