お姫様のオオカミ

部室から離れた所へ。
走ったから少し息が上がった。

まさか、玲央に会うなんて。
あんな至近距離で…
ドキドキする。
走ったからってわけじゃないみたい。
それとは違ったドキドキ。
緊張?恐怖?不安?…わからない。
ただひとつわかっているのは玲央に対して意識しているってこと。
何週間も話していないから。
きっとそう。