「ほんとに、女子生徒いるの?」

「・・・は?いるわけないじゃん?ホントバカだよなぁ。」

「・・・は?いるっつたのてめぇだろ?あぁ?喧嘩売ってんのかてめぇ」

「喧嘩っ早いよねー。お前って。女らしくないっていうかさ・・・」

「あーそう。じゃぁ別れますか?男勝りなやつと付き合ってても楽しくないでしょう?」

「あ、いや、それは、その・・・。」

・・・でた。あんだけ強気なこと言っておいて、怖じ気付くんだよ。

「ヘタレ!」

「・・・っるせぇな!!」

「へたれ!なでが・・・ふンッ!?」

その言葉の続きを綺羅のキスによって阻まれた。

「それ以上言ったら、寮(ココ)で犯すよ?」

「・・・ッなで肩!!ヘタレ!!変態男!!!!」

「ふーぅん。そんなこと俺に言っていいんだ?」

・・・ゲッ

スイッチ「 On 」になったかも...。

「さぁ、どうしますか?このまま始業式にでず、犯されるか。始業式に出るか。」

「そりゃ、始業式にでるに決まってんじゃん!!なんでココで犯されないとなの!」

「フッ、じゃぁさ、優月からキス、してよ。」

「え、えええぇぇぇええええ無理無理無理!!」

「じゃぁ、ヤられる?」

「・・・じゃぁ・・・目ぇ。閉じてよ。」

ん。って言って素直に目を閉じる綺羅。

嫌味ったらしくなかったら
かっこよくて、完璧なのに・・・。

「・・・あれ?早くしてよ」

不敵に笑う綺羅。

「わかりましたよ。」

・・・チュッ

「・・・ふンッ・・!?」

「何・・・軽くでバレないとでも思った?」

そう言って、また

甘く
深く
啄むようにする。

「んッ・・・ハァ、、、ッァ」

「息切れすぎ。」

そんな笑わなくても・・・。

壁を伝って、床にしゃがみこんだ。