続・No.1カレシ





「………エヘヘ…
ごめん……

でも…私いつもそうだったから…

いつも心配かけて…迷惑もいっぱいいっぱいかけちゃって…

こんなんじゃ…ダメだ…って…

変わろうって…

でも…すぐバレちゃったや…!!」



口調は何とか明るくするけど…いつまでもあのシーンは私の頭をグルグル…グルグル…



……っ…


やっぱり苦しいや…



「……万優架…
…万優架は頑張りすぎだよ…

あいつの事だし、いつかはまた遊ぶだろうって…思ってたけど…

ちょっと……ううん…凄い最低な事されたのに…

笑うなんて…苦しいでしょう?

良いから……泣きな…
泣き虫なアンタは潔く泣く!!

作り笑いするより、よっぽどカッコイイよっ!

…………………万優架…

気持ちがスッキリするまで…泣いてやりな??

私が隠しておくから…」



堪えきれず、泣き出した私を隠すように抱きしめてくれる…