続・No.1カレシ






「………万優架…」


………ギュッ…


私の体中が雄大の温もりと、匂いに包まれる…



「……何に対して怯えてんのかわかんねぇけど…

もしも今、万優架が考えてる事が俺の事なら…

なんにも心配いらねぇぞ…?」



「…ゆ…だい…」


「……俺は、今もこの先も
ずっとお前だけだ…つうか、お前しかもう見えねぇんだよ…

いいか?万優架…
俺は、たとえお前が離して…と言ったとしても…

俺はこの手を…お前を…
離してやらねぇよ?」



雄大はそう言い、繋いでいる手に力を込める…



雄…大…雄大…??