文化祭のとき…


やっと伝える事の出来た胸の奥の気持ち…


…………でも…まだあまり実感がなくて…



それでも…



「……万優架ぁ?帰んぞぉ?」



この声を聞くたびに…



「……どうした?元気ねぇじゃん…
なんか合ったのか?」



優しく抱き寄せられるたびに…



「……お前を傷つけるやつは許さねぇ…」



甘く呟かれるこの声に…



毎回、毎回実感させられるの…