そろそろ、暑いから涼しいに変わるこの時期。

どっちかっていうと寒い方が個人的には好き。

そんなことはさて置き!
今日から学校に復帰!!!


久々にみんなと会うから少し緊張する。


翔のことは許してもいいと思ってるけど、許す言葉が思いつかない。

会ったら、気まずい雰囲気になりそう。



足のおかげで朝は車でお見送り♫

いつもより、少しゆっくりできる。



学校の前にリムジンが停まる。

乗用車にした方がいいって言ったけど私が出てったすぐに2人とも仕事に行かないといけないみたいで、リムジンになってしまった。

そして、帰りは翔にでも送ってきてもらうかして、と言われた。

「お嬢様、ドアを開けますので少々お待ちください。」

お馴染みの運転手が言う。

ーバタッ


「桜!待ってたよー!」

唯が嬉しそうに寄ってきた。

「お嬢様、お荷物になります。」

「ありがとう。」

運転手から荷物を受け取る。

運転手は一礼して、リムジンに戻り校門の前を去った。

「荷物、持とうか?」

唯が気を使って聞いてくるが、断る。

『自分のことはできる限り自分でやるから助けてほしい時に助けてねo(^_-)O』と唯に言ったら即理解してくれた。