「へぇ~、心月にもそんな過去があったんだ。」 翔が、驚きながら口にした。 「だから、こんな生活止めなさい。」 きっと、亮くんはそんな自殺なんてことはしないと思うけど。 「そうだな。止めるよ!今日、ケータイ変えてくるな。」 「良かった。気付いてくれて。」 「アリガトな。心月。」 軽くハグをして翔は自分の部屋に戻っていった。 本当に、心を入れ替えてくれてよかった。