→無題←



ガーーーーーーーーーン。



歌わないといけないじゃん!!



「じゃあ、ちょっと打ち合わせするから待っててね。」



海斗がみんなに向かって言う。



「アレでいいだろ。それだったら楽勝だろ。」

「分かりました…。」



小声で打ち合わせを終えた。


やりますかぁ・・・



「じゃあ、みんなが知ってるSuperflyさんの『愛をこめて花束を』を歌います。」



中学の合唱コンクールで歌った曲だから楽勝だけど…



「じゃあ、いきますよ。」

フー。



「………愛をこめて花束を 大袈裟だけど受け取って 理由なんて訊かないでよね 今だけすべて忘れて 笑わないで受けとめて 本当の私を いつまでもそばにいて。」


『めっちゃ、歌上手くない?』
『上手すぎる』『すごいよね』『綺麗…』



―パチパチ


喜んでもらえたみたいだからひとまず安心できる。



「さて、要望にも答えたから次の場所を案内しますよ。えーっと…次は理科室です。」



理科室では、何説明しようかな?


「では、行きますよ。」