だって唯一の大好きな先輩ですもん。
だからこそ話しておきたかった。
その話をしてる時もずっとあたしの手を握ってくれていた葵さん。
安心して話すことができた。
そしてあたしは葵さんのもうひとつのあたしへの気持ちを聞くことにした。
葵さん自身がわからなくてもいい。
ただ、あたしのことを今まで可愛い後輩以外にもどんな感情を抱いていたのか。
それを聞きたいだけ。どうしても葵さんの気持ちが知りたい。
あたしは真剣な表情で葵さんに向き直った。
「なんだ?いきなり。」
「あの、聞きたいことあるんですがいいですか?」
「いいけど?」
「あたしのことホントはどう思ってるんですか?」
「どうって、さっきも言ったろ?分かんないんだって。恋とかマジ、したことねーし。」
「恋・・・。」
「どうしたんだよ?」
思い切って聞いてみよう。
「あたしを一人の女として見てはくれませんか?」
「一人の女としてって・・・。恋愛感情ってやつか?」
「そうです・・。あたし、ここでもう一度言います。
あたしは葵さんを一人の男の人として好きです。ずっとずっと、
葵さんに気持ちをあの時伝えましたよね?あの時から、ずっとずっと。」
「乃々華・・・。」
無性に涙が止まらない。本当に言っちゃった。
バカみたいかな?
ギュっ・・・
「えっ・・・先輩?」
あたし、抱きしめられてる?
すごく暖かくて優しい温もりを感じる。
「・・俺、好きなのかな?お前のこと。まだ、気持ちがつかないけど。
今の、お前の気持ちマジ、嬉しい。」
「・・ウフフ、バカみたいですか?」
「いや、バカじゃないぜ?」
「ホントですか?あたしは先輩のこと好きですから。」
これこそが恋の芽生えなのかな?
初めてあなたに恋心が芽吹きました。
だからこそ話しておきたかった。
その話をしてる時もずっとあたしの手を握ってくれていた葵さん。
安心して話すことができた。
そしてあたしは葵さんのもうひとつのあたしへの気持ちを聞くことにした。
葵さん自身がわからなくてもいい。
ただ、あたしのことを今まで可愛い後輩以外にもどんな感情を抱いていたのか。
それを聞きたいだけ。どうしても葵さんの気持ちが知りたい。
あたしは真剣な表情で葵さんに向き直った。
「なんだ?いきなり。」
「あの、聞きたいことあるんですがいいですか?」
「いいけど?」
「あたしのことホントはどう思ってるんですか?」
「どうって、さっきも言ったろ?分かんないんだって。恋とかマジ、したことねーし。」
「恋・・・。」
「どうしたんだよ?」
思い切って聞いてみよう。
「あたしを一人の女として見てはくれませんか?」
「一人の女としてって・・・。恋愛感情ってやつか?」
「そうです・・。あたし、ここでもう一度言います。
あたしは葵さんを一人の男の人として好きです。ずっとずっと、
葵さんに気持ちをあの時伝えましたよね?あの時から、ずっとずっと。」
「乃々華・・・。」
無性に涙が止まらない。本当に言っちゃった。
バカみたいかな?
ギュっ・・・
「えっ・・・先輩?」
あたし、抱きしめられてる?
すごく暖かくて優しい温もりを感じる。
「・・俺、好きなのかな?お前のこと。まだ、気持ちがつかないけど。
今の、お前の気持ちマジ、嬉しい。」
「・・ウフフ、バカみたいですか?」
「いや、バカじゃないぜ?」
「ホントですか?あたしは先輩のこと好きですから。」
これこそが恋の芽生えなのかな?
初めてあなたに恋心が芽吹きました。


