「おはよー!ももちゃん!!」
朝、学校でももちゃんとおしゃべり。
まあ、毎日の日課だけど。
「のの、おはよ!!」
あたしはももちゃんに近づきおしゃべりをはじめる。

「ねね、明日休みだし、また、ショッピングでも行く?
バス乗って今度は遠くの方のショッピングモール。」
「いいね!!行きたーい!!明日、じゃあどこ集合とか決めなきゃね!」
「あんたの家からさバス停って近かったっけ?」
「うん。近いよ!よく、ママと乗ったりするし。」
「じゃあ、朝からでもいい?あんたの家行くよ!!」
「え~・・でも、あたしまた、寝坊するよー!!」
「何時だろうが、ののは遅刻なんて何度もするでしょーが!!」
その結果、結局朝からとなった。
朝の8時・・・。早くないでしょうか!?桃奈様!!!!
そんなことも通用せず結局朝から。

そして、次の日。
ピピピッ・・・ピピピッ・・・ピピピッ
バシッ!
「んー・・・うるさいな・・・あっ!今日、出かけるんだった!?
ああ~、また遅刻しちゃぁーう!!」

タンスとクローゼットをあさり、洋服に着替える。
だいぶ、あさりすぎたせいかぐちゃぐちゃ。
「もーいいや!!あとで片付けよ!!!!」
タンタンタンっ!
猛スピードで準備、髪の毛を巻くのには時間かけちゃったけど。
「あら、ののちゃん早いのね。どっか行くの?」
「友達のとこ!!あっ!上のあたしの部屋散らかってるけど
気にしないで!あたしが帰ってきたら片付けるから!!いってきマース!!」
「気をつけてよ!」
とママが言った。
玄関を出ると既にももちゃんが・・・。
あちゃー・・また、言われちゃう。
「ごめん!」
「あっ!ちょうど良かった。いま、バス来るから!!てか、遅い!!!
今日はバスに間に合ってるから許すけど、間に合ってなかった
私、あんたのことボコボコにしちゃうかも。」