ずっと大好きな君と。

「その件だが、移動はしなくても平気だ。だって、君たちは私の事務所スターネオンの
一員じゃないか!移動なんて私自身が許さん。だから、気にすることはない。
その件ではもう、話がついてるのだから。安心して女優の道へす進めば良いのだ。」

社長はそう言って、微笑んだ。
移動はしなくていいんだ。
夢の女優の道で生きていけるんだ。

あたしとももちゃんは顔を見合わせ大きく頷いた。

目と目で、「絶対、やってみせる!あたしたちの夢なんだから」ってね。

あたしは決めたんだ。女優になってたくさん演技して、自分らしくやっていく。

そう、決めたんだ。

だから、頑張るの。あたし、絶対やってみせるんだから!!!

あたしとももちゃんはスカウトを快く引き受けた。


こんなチャンス絶対、逃さない。

あたしは真っ先にある人に報告をすることにした。
ある人に、そう、「葵さん」に。

あたしの大切で尊敬している唯一の先輩なんだから。