ずっと大好きな君と。

すると、
「いいの発見!!」
なになに!!また、あたしのページ!?

そこにはもちろんあたし。
前に撮影した、ホテルの近くの海辺での水着姿。

こんなのも~!!!!

そりゃあそうだよな・・あたし、この雑誌の専属モデルなわけだしね・・・。

ももちゃんは一人、あたしの専属雑誌を見てキャーキャー言ってる。

あたしはやっとメイク終了。
それと同時にノックの音。

入ってきたのはマネージャーの麻里子さん。
「時間ですよ~!スタジオ入りしてくださーい!」

やっと来た!夢のテレビ出演。

衣装をバッチリ決めたあたしとももちゃん。

あたしたちの出る番組はしょっぱなから、バラエティー!
色々な専属モデルたちが集まって司会者の元、
トークする番組。

どんなトークかはモデルたち次第なんだって。
そういや、この前アンケート的なのももちゃんと書いたっけ?

きっとそれに応じて進めるんだろうなとは思ったんだ。

スタジオ入りをするとすでに、たくさんのモデルさん達が・・・。
みんな綺麗でスタイルいい子ばかり。ちょっと動揺するあたし。

「それでは、本番5秒前!4,3,2,1・・」
始まったトーク番組。

この映像がぜんこくに流れてると思うと緊張しちゃう・・・。

ダメダメ!自然体。自然体・・・。

番組は着々と進んでいって・・・・

「ハイカット!!お疲れ~!!」

やっと終わった番組。結構長く感じて・・・。

座りっぱなしだったから腰がズキズキ・・・。
こりゃ、痛い。

腰をさすりながらももちゃんを待っている。
スタジオからは出てこなくて・・・

すると、あっ、やっと出てきた!
「遅いよ~!!何してたの~?」
「マネージャーさんに次ある?って聞いてきたの。」
「ないでしょ?」
「ないけど、乃々華はモデル撮影だって。あたしはこのままホテル行きだけど!」
「いいな~!!」
「まっ、頑張れ!あたしは先もどってる!」

そう言って去っていくももちゃん。
そのまま行くのかと思いきや、ぴたっと足を止め何かを思い出したかのように、
あたしの方へ戻ってきた。

「あっ、言い忘れ!なんか、葵さんとの撮影らしいよ!
あたしそれ聞いたとき羨ましって思った!」

えっ!葵さん!?ど、ど、どういうこと!?

「何!?葵さんって!?」
ももちゃんの肩を揺さぶりながら聞いてみた。
「まあまあ、落ち着いて!!だから、あたしが前読んでた、STERBOYZが毎月出てた、
あの雑誌あったでしょ?それにあんたが葵さんと二人で写るってわけ!
先輩後輩で!」