ずっと大好きな君と。

社長さんが言うには、あたしとももちゃんの専属モデルの活躍に
好評されたらしい。

でも、それだけでテレビってアリなの!?
なんか自信ないし。

テレビってことはカメラの前で大先輩の人とかとトークしたり、
バラエティーに出たり、クイズ番組とか・・もう、どうしたらいいの~!?

ももちゃんはしばらく開いた口がふさがっていない。
大丈夫かしら?この子・・。

ひどく驚いたのだろうか、無言のまま何も喋らないももちゃん。
テレビ収録は来週から入れちゃったらしくて・・・

時間ないじゃん~!!!!!

葵さんたちって知ってるのかな?
これはあたしたちの転機なのではないでしょうか!!!!

「というわけで、桃奈ちゃんに乃々華ちゃん、頑張ってよね!!
女優も夢じゃないかもな!!ハハハハッ!」

ハハハハッ!じゃないですよ!!!
あたしたちはこの短期間でどんな準備をすればいいんですか!?


未だに心臓がうるさくて、頭の中は真っ白。
ももちゃんもきっとそうだろう・・・。
あたしはももちゃんのお部屋に入り、気持ちを落ち着かせ、ももちゃんと話した。

「ちょっとももちゃん!!聞いた!?テレビってヤバくない!?」
ももちゃんは頭が覚めたのか普通のももちゃんに無事に戻り、
落ち着いた様子だった。

「ヤバイって!大ニュースかもね!!」
大ニュースって・・それ以上だよ!あたしたちからしてみたら!!

「でも、転機だよ!転機!!あたしはめっちゃ嬉しいんだけど!」
一人大興奮のももちゃん。

あたしももちろん嬉しいよ・・・。
嬉しいけど、色々と心の準備が・・・う~・・・
マジ、困っちゃう・・

気持ちがどうも落ち着かない。
「乃々華?どしたの?まさか、嬉しくないの??」
あたしは自分の前に手を出し、ブンブンと振った。
だってそんなことないもん!嬉しいに決まってる!!

きっといろいろ大変になるよね・・・。
うん。でも、頑張らないとなんにも始まんない。

諦めるわけには行かないんだ!!!!!

来週のテレビのお仕事全力でやろうとそう、決心したんだ。

今日、葵さんのお部屋、夜、行ってみよっかな。
相談しにね。

心の準備はまだだし。

そして夜、少しドキドキしながらも葵さんのお部屋に向かう。