次の日。

「のの~!!昨日見たよね?調べたよね?」
「うんうん・・・調べたって!テレビも見たし。」
「どうどう!?面白かったでしょ?」
「うんうん!あれは面白かった。ちょっと、興味持ったかも・・・。」
「本当に!?よかった~!!あれは、やばかったね~!!」
と、ももちゃんは大きな瞳を輝かせていた。
結構、光ってますよ!!ももさん・・・。
「あっ!そうだ!今日、買い物行かない?たまにはさ!!」
「お~!いいね~!!行こ行こ♫どこ行くの?」

「この近くに駅、あんじゃん!そこの、あの~大きな建物!」
「あ~!!なんて店だっけ?・・・・あっ!ルミネだった気がする!!」
「そう!じゃあ、今日短縮授業で早帰りだし、4時くらいに駅で!!」

そして、約束をして、帰宅。
準備はまあ、適当に・・・っと。
準備を済ませたあたしは、急いで駅に向かった。また、遅刻かも・・・。

すると、視線の向こうには花壇の前で座って携帯をいじくりまわしている
女の子。ももちゃんだった。ももちゃんは相変わらず私服が可愛い。
すると、あたしに気づいたのか携帯を閉じ私を手招きしている。

「遅いな~!!こっち!!」
あたしはももちゃんに走って駆け寄る。
「ゴメン!!もたもたしてた・・・。」
「ふ~ん・・まあ、行こっか!!」

あたしたちは、ルミネの中には入り、ショッピングを楽しんだ。
「な~んか、はしゃぎすぎてお腹、空かない?あそこのアイスショップ
でなんか、食べよっか!!」
と指を指してももちゃんが言った。

「ん~あたし、ミント好きだからミントにしよ!!ののは?」
「え~っと、あたしはね、チョコでいいや!!」
「オッケー!じゃあ、買って向こう行こ!」

「いらっしゃいませ!メニューはなんですか?」
店員のお姉さんが笑顔で聞いてきた。