会場入りから1時間は経っただろうか。
すると、控え室にオーディションの関係者の方が入ってきて、
「オーディションに受けるモデルたちは会場に入ってください。」
入場開始の合図だった。
そして・・・・
「では、ただいまから‘スターネオンオーディション‘を開催します。」
始まったオーディション。
手のひらに何度も「人」という字を書き飲み込んだ。
第1次審査はお馴染みのモデルポージング。
自分のいかにもモデルらしい装いでポーズをとるというシステムである。
自分をアピールする場でもある。
審査終了。ポーズって普通にあんな感じでよかったのかな・・・。
「第2次審査、歌唱力!!」
この審査は自分の自信のある十八番の曲を完全に歌いきるということ。
「最終審査はダンス」
ダンスでは流された曲をアドリブで踊るということ。
あたしが踊ろうと考えていたのはもちろんKORIAのダンス。
自分流にアレンジはしてみた。
あたしたちは人生最高の緊張を背負いながらも審査を乗り切った。
そして、結果発表にうつった。参加者は総勢でも200はいただろうか・・・
その中から15人という狭い範囲で選ばれたものが正式に芸能界入り。
そして次々に名前を呼ばれていく子達。
中には号泣してる子もいて、そんな光景を見てあたしは胸が痛くなった。
もし、選ばれなかったら・・・
残り5人となったがあたしとももちゃんに名前は呼ばれない。
あたしの番号は「1088」、ももちゃんは「1772」
呼ばれれば・・・。
「さあ、残り5人!!どなたが選ばれるのでしょうか!!」
司会者の言葉を聞き、ゴクッと唾を飲み込んだ。
「では、発表します!!」
「・・・。 ・・・。 ・・・。1088番!!!琴吹乃々華さん!
おめでとうございます!!!!」
えっ・・・・・今、なんて言った!?空耳じゃ・・・ないよね。
「乃々華さん!どうぞこちらへ。」
一気に感情がこみ上げてきて出したくなかった涙が溢れた・・。
嬉しくて、たまらなくて。でも、ももちゃんは??
ももちゃんは落ちちゃったの?!
すると、控え室にオーディションの関係者の方が入ってきて、
「オーディションに受けるモデルたちは会場に入ってください。」
入場開始の合図だった。
そして・・・・
「では、ただいまから‘スターネオンオーディション‘を開催します。」
始まったオーディション。
手のひらに何度も「人」という字を書き飲み込んだ。
第1次審査はお馴染みのモデルポージング。
自分のいかにもモデルらしい装いでポーズをとるというシステムである。
自分をアピールする場でもある。
審査終了。ポーズって普通にあんな感じでよかったのかな・・・。
「第2次審査、歌唱力!!」
この審査は自分の自信のある十八番の曲を完全に歌いきるということ。
「最終審査はダンス」
ダンスでは流された曲をアドリブで踊るということ。
あたしが踊ろうと考えていたのはもちろんKORIAのダンス。
自分流にアレンジはしてみた。
あたしたちは人生最高の緊張を背負いながらも審査を乗り切った。
そして、結果発表にうつった。参加者は総勢でも200はいただろうか・・・
その中から15人という狭い範囲で選ばれたものが正式に芸能界入り。
そして次々に名前を呼ばれていく子達。
中には号泣してる子もいて、そんな光景を見てあたしは胸が痛くなった。
もし、選ばれなかったら・・・
残り5人となったがあたしとももちゃんに名前は呼ばれない。
あたしの番号は「1088」、ももちゃんは「1772」
呼ばれれば・・・。
「さあ、残り5人!!どなたが選ばれるのでしょうか!!」
司会者の言葉を聞き、ゴクッと唾を飲み込んだ。
「では、発表します!!」
「・・・。 ・・・。 ・・・。1088番!!!琴吹乃々華さん!
おめでとうございます!!!!」
えっ・・・・・今、なんて言った!?空耳じゃ・・・ないよね。
「乃々華さん!どうぞこちらへ。」
一気に感情がこみ上げてきて出したくなかった涙が溢れた・・。
嬉しくて、たまらなくて。でも、ももちゃんは??
ももちゃんは落ちちゃったの?!


