ずっと大好きな君と。

ポチっ。

曲を止めて床で寝そべっているももちゃん。
相当疲れたみたいだ。

「ハァ・・ハァ・・」
「ももちゃんお疲れ。すっごいももちゃん、動いてたね。
上手いし尊敬するよ・・・。」

「ののも、できてたじゃん。上出来だと思うけど??」
「だって、練習してたから・・・。」
「練習だけで、よくあんなステップ取れるよね。それはすごいよ。」
「そうかな??ありがとう。」

「は~い!!みんな、お疲れ!!もう、今日はここまでね!!
帰ってゆっくり休みなさい。あっ・・それと、一週間後テストあるからね。
みんなの前で踊ってもらうから!それで、見事高ランクとったペアはきっと
オーディションもいけるはずよ!最後まで頑張ってね。それでは解散。」

「「ありがとうございました・・・」」

あたしとももちゃんは重くて大きなエナメルバッグを肩にかけて
帰宅した。

「じゃあ、またね。」
「うん。ばいば~い!!」
「あ~!!のの!!今週の土曜日って空いてる??」
「空いてるけど??なんで?」
「二人で練習しない??ダンスの!!」
「あ~いいね!!どこで??」
「あたしのお母さんに先生に頼んでもらってあの、ダンス練習場で!
ほら、ウチのお母さんと先生、仲いいから。きっと平気だと思うよ!
だから、聞いて承諾もらうね!そしたらメールか学校で話すから。じゃあ、また!!」

と言って、足早にももちゃんは去っていった。
練習か・・・確かにテストもあるし・・・。

また、筋肉痛だよ~・・・筋肉痛になったらテスト受けらんない・・・。


そして数日たった木曜日。
学校でももちゃんは承諾を得たとあたしに話してくれた。
そして、土曜日はお昼食べたあと特訓という計画で決まった。

土曜日。
あたしは今、リビングでお昼食べてます。

「ほら!早く食べちゃいなさい!遅れたら桃奈ちゃんに怒られるわよ。
今日はダンスの特訓なんでしょ。」
「わーかってる!!じゃあ、もう行くから。」
キッチンに食器を置き、足早に家を出た。

ダンスレッスンをいつもしているホールをガラス越しから除くと
もう、ももちゃんが一人、踊っていた。
「ごめ~ん!!遅かったかな?」
といってあたしは時計の針を見たけど、まだ約束の時間ではなかった。
ちょっと早かったかな??
「ううん。あたしが早く来ただけ!!お母さんがうるさくって。」
「ふ~ん。そっか!!じゃあ、はじめる??」
あたしは定位置に付き、音楽が流れるのを待った。
「ののはそこだったよね!で、あたしがここ。OK!スイッチON!!」

~♫~♫