「その子達が入ってきたら、モデルやらせるつもり。」
「じゃあ、オーディションとかも・・・？」
「ああ！！あるある。受かれば、新入りとなるな！！
で、一つお前らにお願いがある。」
「お願いって・・・なんすか？」
竜也が首をかしげながら聞く。
「あ～っと・・・お前らが芸能について教える係。
二人に色々教えてやるの。だから、あの子達にはもし、来たら
しばらく、合宿的な？あ～・・・しばらくはお前らが泊まってる
ホテルに泊まってもらって、そこから、モデル修行行ってもらおうと思って。」

「はあ！？ホ・・・ホテルってまさかの部屋って・・・？」
「それはまだわかんないが・・・。モデル修行が完璧で
専属まであの子達が行けば、今度、お前らのニューシングルの
PVでも出てもらったり、お前らと行動してもらうこととなる。
あの子達がもうちょっと成長したら。」

それマジかよ！？
一緒に行動って社長の頭どうかしてるだろ！？

「いやさ～女優とまでなれば、あの子達二人でユニットってのも俺の
夢だな～！！新入りの未熟から、育てていくのが俺、社長の仕事だろ？」
と、自慢げに言う。この社長なんか、イラつくな！

「おっと、３人とも、次の仕事始まっちゃうから戻りますよ！！」
と、宮本が言い、俺らは事務所を後にした。


新入りとかマジかよ！！

しかも、女で高校生ってなんかびっくりだな。

俺って本当、どうかしてるわ。

何こんな、ドキドキしてんだ？

まだ、来るかも分かんねーのに！！

もし、来たらどうすりゃいいんだ！？