「仕事でのあたしは?輝いてないの~!?」

「そんなわけないでしょうが!!それももちろん、輝いてると思うよ?
空港でのあんたも同じように輝いてたってこと!一番だなんて言って、
ゴメンね。」


何だそういうこと………
なら、いいんだけど。

「ていうかさ、ののへのあの曲最高だったよね。葵さんが作ったって言ってたしね。
あの時のあんたは泣きすぎだよ。あたしもつられて、泣いちゃうとこだったじゃない!」

「そりゃ、泣くよ!!嬉しかったんだもん!でも、あたしはきっと、
サプライズに弱いのかも。絶対、泣いちゃう。」


「かもねぇ~……。葵さんと出会ってから、ののは変わったよね。
なんか、一段と可愛くなったというか……。大人って感じで、
羨ましいよ!今のあんたのままを維持しなさいよ!あたしは、応援してるからね!」

ありがとう。さすが、あたしの親友だよ。

ももちゃんが親友で良かったって思う。

なんか、助けてもらってばっかな気がする。

あたしも何か、してあげたいよ~……

「じゃあ、あんたのノロケでも聞こうかしら。」

「えっ!?ノロケって葵の?」

「そうよ!自分から言うのは恥ずかしいだろうから、あたしがする質問に答えてって!」

嘘~!?ノロケって言われてもな………
のろけてたらバカみたいって思われるよ……

「まず、最初は……葵さんとのキスってどんな感じ?」

「えーーーー!?キ……キスってって言われても。」

「いいからいいから!答えて!!」

「え……っと、結構上手い……かな。やり方が……って、もーー!!変なこと言わせないで!
ていうかさ、どこか行かない?