ずっと大好きな君と。

そう言う乃々華の顔はほんのり赤くなってて、照れているんだろう。

こんな仕草も可愛すぎる。

「かもな。じゃ、お前からキスしてみろよ?」

ちょっと、いじめたくなった。

どんな、反応するかなと思いましてね。

乃々華の顔を覗いてみると下を向いて顔が赤面していた。

……可愛い。

「……葵のバカ。そんなこと言われたら、恥ずかしすぎるじゃんか。
……しなきゃ、ダメですか?」

なぜ最後、敬語?

上目遣いで聞かれたらもっと、いじめたくなった。

「ダメです。やってみて?」

頬をプクっと膨らませて、小さく頷いた。

乃々華は恥ずかしすぎるのか、ずっとぎゅっと目をつむりながら顔を近づける。

チュッと俺の頬に軽く一瞬だけどキスした。

サササっと俺の顔から離れて、ベッドの下の床にうずくまった。

「そんな、離れなくてもいいんじゃないんでしょうか?本当は、
唇にしてもらいたかったけど、許してやるよ。
ほら、顔上げろよ。」

俺って、こんなSだったかな?

今まで、こいつに会えなくてウズウズしてたからかな?

乃々華はゆっくり顔を上げた。

「顔、赤っ。じゃ、もっと顔赤くしてやろうか?」

「えっ……んっ。」

俺は乃々華の唇にキスを落とした。

最初はビックリしていた乃々華だけど、だんだん落ち着いてくる。

「んっ……葵のバカ。ドSめ………」

唇を離すと、そう言われてしまった。

「俺のこと、嫌いになった?」

「……嫌いになるわけないでしょ。あたしは葵のことずっと、好きだもん。
葵はあたしのこと好きでしょ?」

「当たり前だろ。この……アホが!」

ペイっと乃々華のおでこにデコピンしてやった。

「いった~い……分かりましたよ~……。デコピンとは何事ですか……。」

「ゴメンゴメン。俺はずっと、お前のこと好きだけど?」

そう言って、もう一度キスをした。

「もう、離す気ねぇーからな。」

「あたしもずっと、葵のそばに居るからね。ずっと一緒だよ?」

「ああ。ずっとな。」

約束だからな。

これで、前に約束したけど守れなかった約束を果たすことが出来る。

ずっとずっと、一緒だ。