考えがついたら。また来ます。」
「あ・・あの!!どこに・・ですか?」
「ここで、また会いましょう。あっ!ちなみにお二人のお名前を
教えていただいてもいいですか?社長に君たちのこと
伝えるだけ伝えますから。きっと、社長も喜びます。」
と言い、ニコっと微笑んだ。
「名前、ですか・・・。あっ、私は琴吹乃々華です。
こっちが中野桃奈です。」
「ことぶきののかさんと・・・・なかのももなさん・・っと。
ありがとう。返事、期待してます。では、また。」
そう言って立ち上がり、大きな鞄を持ち、その人は去っていった。
ふと、名刺を見たあたしとももちゃん。
「小室 大介さんか・・・。ねえ、ももちゃん。本当に夢じゃ・・・
ないよね?」
「夢なのかもしれないって?じゃあ、私がつねってやろうか??」
頬をつねられ、痛いと感じた。
夢じゃ・・・ない。
夢じゃない!!!
「スカウトだったね。この先、私たちどうしようね。
ていうか、なんで私たちなんだろう。」
と、顎に手を当てながら、考えているももちゃん。
「あたしも分かんない。」
しばらく、そこから離れることができなかったももちゃんとあたし。
どれくらいここにいるだろうか・・・。
「げっ!もう6時軽く回ってんじゃん!!ヤバイって!!
ほら、のの!!帰ろ!帰ってさ、お母さんとかに相談しようよ。
保護者の同意が必要ってここに書いてあるし。」
そのもらったチラシには確かに、赤文字で書いてあった。
そりゃ、そうだよね。
当たり前だよね。
あたしとももちゃんはあの、有名事務所にスカウトされた。
なにがなんだか、あんまり把握できない私たち。
それを、どう乗り越えていくのか。
たとえ、芸能人になったとしても、
高校にも行ってるあたしたちはちゃんと両立出来ると思いますか?
「あ・・あの!!どこに・・ですか?」
「ここで、また会いましょう。あっ!ちなみにお二人のお名前を
教えていただいてもいいですか?社長に君たちのこと
伝えるだけ伝えますから。きっと、社長も喜びます。」
と言い、ニコっと微笑んだ。
「名前、ですか・・・。あっ、私は琴吹乃々華です。
こっちが中野桃奈です。」
「ことぶきののかさんと・・・・なかのももなさん・・っと。
ありがとう。返事、期待してます。では、また。」
そう言って立ち上がり、大きな鞄を持ち、その人は去っていった。
ふと、名刺を見たあたしとももちゃん。
「小室 大介さんか・・・。ねえ、ももちゃん。本当に夢じゃ・・・
ないよね?」
「夢なのかもしれないって?じゃあ、私がつねってやろうか??」
頬をつねられ、痛いと感じた。
夢じゃ・・・ない。
夢じゃない!!!
「スカウトだったね。この先、私たちどうしようね。
ていうか、なんで私たちなんだろう。」
と、顎に手を当てながら、考えているももちゃん。
「あたしも分かんない。」
しばらく、そこから離れることができなかったももちゃんとあたし。
どれくらいここにいるだろうか・・・。
「げっ!もう6時軽く回ってんじゃん!!ヤバイって!!
ほら、のの!!帰ろ!帰ってさ、お母さんとかに相談しようよ。
保護者の同意が必要ってここに書いてあるし。」
そのもらったチラシには確かに、赤文字で書いてあった。
そりゃ、そうだよね。
当たり前だよね。
あたしとももちゃんはあの、有名事務所にスカウトされた。
なにがなんだか、あんまり把握できない私たち。
それを、どう乗り越えていくのか。
たとえ、芸能人になったとしても、
高校にも行ってるあたしたちはちゃんと両立出来ると思いますか?


