ホテルに帰って来たあたしたち。
今日の夜は葵の部屋に行く。そこで話すつもり。受け入れてくれると信じて。
お風呂を済ませたあたしとももちゃんは今、ももちゃんの部屋でお話し中。
「いゃ〜、ののが葵さんとそんな関係だったなんて。マジでびっくりしちゃったよ。
平気なの?一応芸能人同士なのに。」
「あたしたちはそういうところも考えた上で付き合ってるってのもあるんだ。
ほら、葵さんはもう、あたしよりも大人でしょ?だから信じてるの。
ちゃんと考えてくれてるってね。」
「そうなんだ。葵さんはいい人ね!何かあったら相談しなさいね。葵さんを頼るのもいいけど、
あたしのことも頼ってよね。きょう、言うんでしょ?学校であった事件のこと。
きっと受け入れてくれるから平気だよ!頑張りなーよ!!そろそろ、帰ってくると思うよ。
お疲れ様ですって言ってきなよ!」
「うん。ありがとね!ももちゃん。」
そしてももちゃんとの話を終え、葵さんの部屋を訪ねた。
「スー・・ハァー・・・」
深呼吸をして呼吸を整える。
コンコン。
「はーい。」
「あたしです。乃々華です。」
「入っていいよ。」
ガチャ。
「失礼しま~す・・・。」
葵が笑顔で出迎えてくれて、あたしに軽いキスをくれた。
「学校どうだった?久しぶりに行ったんだろ?」
「うん。いろいろ大変だった。」
「どうかしたのか?顔色悪いぞ?何かあった?」
優しい言葉をかけてくれる。すごく嬉しくて。葵を見るとさっきまで言おうって思ってても、
いざとなるとタイミングがわからなくなる。
あたしは無意識に葵にギュッと抱きついていた。
あたしの頭を優しく撫でながら、
「何だよ~・・・甘えてんのか?」
今、言った方がいい。今のうちに。
そしてあたしは思い切って、今日のことを話した。
クラスメートの男子とかりそめの恋人になったこと、付き合ってることがばれてしまったこと。
そして、キスされたこと。
葵は静かに頷きながら聞いてくれた。
全部話し終えると、
「そんなことがあったのか。かりそめの恋人ってあんまり聞いたことねーな。ハハッ!!」
「えっ?何とも思わないの?」
「何を思う必要があんだよ!!お前はもう、俺のものだろ?何があろうと、俺は乃々華を信じてるよ?」
葵は本当に大人だな。あたしがこんな最高な男性を好きになっちゃったなんてもったいない気がしちゃう。こんなにも優しい言葉をもらったあたしは心がとても熱くなり、涙が出てしまった。
「何泣いてんだよ!?俺はとにかくお前しか愛さないよ。好きだよ。乃々華。」
今日の夜は葵の部屋に行く。そこで話すつもり。受け入れてくれると信じて。
お風呂を済ませたあたしとももちゃんは今、ももちゃんの部屋でお話し中。
「いゃ〜、ののが葵さんとそんな関係だったなんて。マジでびっくりしちゃったよ。
平気なの?一応芸能人同士なのに。」
「あたしたちはそういうところも考えた上で付き合ってるってのもあるんだ。
ほら、葵さんはもう、あたしよりも大人でしょ?だから信じてるの。
ちゃんと考えてくれてるってね。」
「そうなんだ。葵さんはいい人ね!何かあったら相談しなさいね。葵さんを頼るのもいいけど、
あたしのことも頼ってよね。きょう、言うんでしょ?学校であった事件のこと。
きっと受け入れてくれるから平気だよ!頑張りなーよ!!そろそろ、帰ってくると思うよ。
お疲れ様ですって言ってきなよ!」
「うん。ありがとね!ももちゃん。」
そしてももちゃんとの話を終え、葵さんの部屋を訪ねた。
「スー・・ハァー・・・」
深呼吸をして呼吸を整える。
コンコン。
「はーい。」
「あたしです。乃々華です。」
「入っていいよ。」
ガチャ。
「失礼しま~す・・・。」
葵が笑顔で出迎えてくれて、あたしに軽いキスをくれた。
「学校どうだった?久しぶりに行ったんだろ?」
「うん。いろいろ大変だった。」
「どうかしたのか?顔色悪いぞ?何かあった?」
優しい言葉をかけてくれる。すごく嬉しくて。葵を見るとさっきまで言おうって思ってても、
いざとなるとタイミングがわからなくなる。
あたしは無意識に葵にギュッと抱きついていた。
あたしの頭を優しく撫でながら、
「何だよ~・・・甘えてんのか?」
今、言った方がいい。今のうちに。
そしてあたしは思い切って、今日のことを話した。
クラスメートの男子とかりそめの恋人になったこと、付き合ってることがばれてしまったこと。
そして、キスされたこと。
葵は静かに頷きながら聞いてくれた。
全部話し終えると、
「そんなことがあったのか。かりそめの恋人ってあんまり聞いたことねーな。ハハッ!!」
「えっ?何とも思わないの?」
「何を思う必要があんだよ!!お前はもう、俺のものだろ?何があろうと、俺は乃々華を信じてるよ?」
葵は本当に大人だな。あたしがこんな最高な男性を好きになっちゃったなんてもったいない気がしちゃう。こんなにも優しい言葉をもらったあたしは心がとても熱くなり、涙が出てしまった。
「何泣いてんだよ!?俺はとにかくお前しか愛さないよ。好きだよ。乃々華。」


