「ライライ、まぁた妹ちゃんにお世話してもらってんだ?」 ライライこと稲田月(いなだらいと)こと俺、に幼なじみの梶野悠哉(かじのゆうや)がニヤニヤしながら言ってくる。 「あ゛あ゛?!あいつが飯作るのとか、いつものことだし!」 反発する。 まぁでも、世話係みたいなもんだよな、俺の妹は。 「でもいいよなぁ。あんな美人の妹。」 「だろ?(笑)」 確かに妹は美人だ。