席替えが終わると、班で係を決めることになった。
もちろん憐も一緒だ。
私たちの班は給食当番だった。
次々と決まっていく中、最後に軽いおかずを運ぶ人か、重いご飯を運ぶ人が残った。
残っていたのは、私とクラスの中でとても怖い女子だった。
その女子は、おかずに決めそうだったから、私はため息をついていた。