友達が嫌っている人には、とことん暴言をはく。
夜遊びをする。暴力を振るう。

私の知っている憐は、どこかへいってしまった。

そして、今度のターゲットが私になった。


私は、心の奥で憐の事を信じ続けた。

憐は、こんな事する人じゃないって…。
でも、私に逢う度に「死ね」とか、「ブス」という私に投げかけられた憐の暴言を耳にすると、私は誰もいなくなった教室で、一人で泣いていた。