結婚できるの?

「そっか」


陽太は納得して短い相槌を打った。

二人は一瞬、沈黙になる。

亜里沙の前を10代の若いカップルが、じゃれ合うようにして通り過ぎた。


「そうだ!」


突然、陽太が大きな声を出した。


「どうしたの?」


亜里沙は何事かと不思議に思って訊ねた。