結婚できるの?

亜里沙は読み終えたあとも、しばらくメールから目を離せなかった。

ライブ、やるんだ……。

陽太はまだ頑張ってるんだ……。

二月に会ったときの様子から、亜里沙は陽太がバンドを止めると思っていた。

だが実際は逆だった。

活き活きとした陽太の顔が目に浮かぶ。

好きなことに熱中している少年のような表情。

キラキラと輝く瞳。