結婚できるの?

「話がある、って言ったのはさ……もし良かったら、俺と付き合わない?」

「えっ」


亜里沙は短い声を上げたあと無言になる。


「ダメかな?」

「急に言われたからビックリして……」


亜里沙は慎重に言葉を選び始めた。

今この場でハッキリしたことは言えないし、言いたくない。

同じ社内という立場も気になり、また自分の気持ちも中途半端だった。