結婚できるの?

「じゃあ、ソーセージとポテトの盛り合わせはどうですか?」

「それイイ! ビールに合うもんね!」


亜里沙は美佐に笑顔を見せ、スタッフに料理を注文した。


「亜里沙さんってイメージと違いました」

「そう?」

「近寄り難い雰囲気だったんです。美人でスタイルも良くて」

「よく言うわー! 美佐ちゃんの方がカワイイじゃない。若いし!」


亜里沙が大袈裟に褒めると、美佐は素直に受け止め嬉しそうな顔になった。