結婚できるの?

「すみません。先輩に愚痴ってばかりで」

「そんなの気にしないで! 俺に話して少しでも楽になるなら、愚痴でも何でも遠慮なく言ってよ」

「ありがとうございます」


毅は亜里沙を元気づけたいのだが、気の利いた言葉が浮かばない。


「4月のお祝いもダメになっちゃいましたね。楽しみにしてたんですけど」

「じゃあ残念会をやろうよ! あ、残念会じゃ言葉が悪いな。次のチャンスを目指す決起会」


苦笑いする亜里沙。

毅の気持ちは有り難かったが、自分が惨めでたまならかった。