結婚できるの?

亜里沙は自分が涙ぐんでいるのだと気づき、慌てて目元を押さえる。

俯いてアイスティーを飲みながら、必死で涙を止めた。

半ば無理してサンドイッチを頬張り、これからのことを考えようとした。

このジムで働き続けることは、自分にとって意味があるのだろうか。

マシンの指導は嫌いじゃないが、一番やりたいこととは違う。

一番やりたいダンスの方は、いつからやらせてもらえるのだろう。

もしかしたら、ずっとやらせてもらえないのでは……?

絶望的な気持ちで呆然となる中、亜里沙は毅に相談してみようと思った。