外の寒さで冷え切った身体は、店内の暖房とカフェオレで徐々に温まっていった。 約束の3時を5分ほど過ぎた。 陽太、まだなのかな…… 亜里沙が腕時計に視線を落としたとき。 カフェのドアが開いて、陽太が店内に入って来た。