結婚できるの?

「だったらさ、俺の部屋で飲もうよ。眠くなったら、先に寝ていいから」

「それは無理ですよー!」


亜里沙は笑顔で明るく断った。

毅の機嫌やプライドを損ねないように。

だが毅は、あっけらかんと笑いながら突っ込む。


「亜里沙ちゃん、もしかして変な想像した?」

「想像も何も、無理に決まってるじゃないですか! 先輩に限らず、男の人と二人だけで部屋で飲むなんて、有り得ませんよー」

「誤解しないで。俺が誘ったのは、ホントにただの宅飲みだから」