結婚できるの?

毅と初めて飲んだ日から、亜里沙の心は少し浮き立っていた。

楽しいことが始まる予感みたいな、ワクワクする気持ち。

恋とまでは言えないけれど。

毅が積極的に誘ってくれることが、亜里沙は嬉しかったのだ。

初めて飲んだ日から、一日二日と時間が経つにつれ、その気持ちは膨らんでいった。

戸惑いよりも喜びの方が、明らかに上回っていた。


◆ ◆ ◆

そして約束の月曜日。

仕事を終えた亜里沙は、弾む足取りで焼き鳥屋に向かった。