結婚できるの?

周りから見たら、毅と亜里沙は仲の良い恋人そのものだった。

お似合いの美女と好青年。

二人は楽しそうに笑いながら、よく飲み、よく食べていた。


「亜里沙ちゃんのおかげで、俺も元気になったよ」

「先輩はいつも元気溌剌に見えますけど?」

「ま、俺も亜里沙ちゃんと同じで、仕事は気に入ってるからね。好きな水泳も続けられるし」

「先輩は彼女いないんですか?」


亜里沙は特に興味があったわけじゃなく、会話の流れで何気なく訊いた。