千香と智和はマンションのエントランスを抜け、エレベーターに乗る。
千香と亜里沙の部屋は3階。
ガタンと音が響いてエレベーターは3階に止まった。
エレベーターを降りて廊下を歩きながら、智和は訊ねる。
「本当にお邪魔していいの? こんな遅い時間に」
「はい」
「この時間なら亜里沙もいるよね? 突然で迷惑じゃないかな。夜だし」
「少しくらい大丈夫ですよ」
大丈夫と答えつつ、千香の鼓動は緊張感で速くなっていた。
千香と亜里沙の部屋は3階。
ガタンと音が響いてエレベーターは3階に止まった。
エレベーターを降りて廊下を歩きながら、智和は訊ねる。
「本当にお邪魔していいの? こんな遅い時間に」
「はい」
「この時間なら亜里沙もいるよね? 突然で迷惑じゃないかな。夜だし」
「少しくらい大丈夫ですよ」
大丈夫と答えつつ、千香の鼓動は緊張感で速くなっていた。

