季節は冬になって、12月。
だんだんと寒くなり、今年ももうすぐ終わりを迎えていた。
亜海はいつも通り学校へ行き、教室へ入った。
いつもなら「亜海ちゃんおはよー♪」って和仁が言って来るのに、ここ何日か言って来ない。
まぁ、良いか。
何日か前から、あずみのグループと喧嘩をしていた。
あずみのグループと話しをしない。
目も合わせない。
でも、和仁はあずみのグループの仲間だった。
亜海は、あずみのグループの中のかえって子と交換ノートをしている。
かえは幼稚園の頃からの仲良しだった。
亜海はかえを信用してたのに…。
かえが交換ノートを睨みながら、亜海に