聖女に求婚!?~天使vs悪魔~



「おいっ!俺がここにキスした後に、アイツがここに何かしたか?」


「えっ!?」


「アイツだよ!!零士が…何かしたのか?」


「…………////////」


「おいっ、したのか!?」


「…………はい/////」


やっぱり………。


魔印が消えるなんて…。


アイツ、魔印を消せるようになったんだな。


これは厄介だな。


俺は女が目を瞑っているのをいい事に、


パチンッと指を鳴らした。


女は驚いて目を開けた。


俺はニヤリと微笑んで女から離れた。


とりあえず、直接の魔印ほどではないが


服の裏に魔印を仕掛けておけば…


何かしら効力があるだろう…。


女は放心状態でボーっとしている。


「おいっ、そんな格好でいつまでも寝てると、マジで襲うぞ?」


「え゛っ!?////////」


女は慌てて起きた。