女は行き止るかのように…
テーブルにぶつかった。
俺は容赦なく女に迫る。
女は仰け反るように…
テーブルの上に横たわり…
俺は女に覆いかぶさるように。
そして、女の両脇に両手をついた。
女はジッと俺の瞳を見据える。
「俺の何処が嫌なんだ?」
「えっ?…それは…////」
「顔が赤いぞ?俺のこと好きなんだろ?」
「まっ、まさか!!ち、違います////」
「じゃあ、なんで赤くなる」
「そっ、それは……ち、近いんです!!」
「はぁ?」
「せ、先生が…ち、近すぎて……」
「へぇ~」
女は顔を真っ赤にし、
潤んだ瞳で俺を見上げている。
フッ、こうして見ると普通の女だな。



