私は必死に抵抗し、
そんな私を先生が見つめる。
「だ、だから、どこも痛くないですし、苦しくもないです」
もう、やっぱりどこも悪くないんだ。
ただ…襲われているだけ?
「診ないと安心出来ない」
「私の方が安心出来ないです」
「何で?」
「せっ、先生に見られる方が大丈夫じゃないんです」
「ダメなのか?」
「当たり前です」
「恋人でも?」
「いつ先生の恋人になりました?」
「昨日」
「はぁ?」
私は承諾してないって!!
先生は既に恋人だと思ってるの?
両手で必死に胸元を抑える。
先生はさらに強い力で捲ろうと。
「もう、ホントに大丈夫です!」
「フッ…仕方ない。これだけ抵抗出来れば、大丈夫か」
「え?」
先生は急に手を離した。



