何!?何でジッと見つめるの? 先生の透き通った綺麗な瞳は 私の瞳を捕らえて… 鼓動を激しくさせる。 「えっ…と、そのっ…」 上手く言葉にならない。 私は金縛りに遭ったみたいに ………立ち尽くした。 すると、 長身の先生は屈み込み、 私と目線を合わせた。 更に近くなった先生の顔。 あまりに綺麗すぎて瞬きも忘れる。 そんな私に… 「莉胡、どこか痛い所は無いか?」 「えっ?」 先生は真剣な顔で、 私の身体を隈なく見ている。 ……何? どうして身体を見ているの?