私が放心状態で突っ立っていると、


先生は不敵な笑みを浮かべ…


『コレは俺の女の証だ』


と言い残し、去って行った。




なななななっ、なんなの――――!!


私は暫くその場に立ち尽くした。


どれほど時間が経ったのか分からない。




ただ……言えることは……。


凄く眠かったハズだし、


凄く身体が怠かったハズだし、


頭がボーっとしてたハズなのに、


今は全く感じない!!


というよりも、むしろ興奮状態で…


身体が熱い!!


そりゃそうか…。


あんなイケメン先生に甘い声で囁かれたら…


ドキドキするし、ハイにもなるか。


ししししっ、し、しかも…


首に……キス…までして…。


あ―――――――もう!!


一体、私が何したっていうのよ―――!!