聖女に求婚!?~天使vs悪魔~



木戸先生は腕を離してくれたが…


すぐさま壁へと詰め寄って来た。


“俺の女になれ”と再び迫られ…


もう、頭の中がパニックで…


何て答えていいのか分からない。


目の前にある先生の綺麗な顔を見るのが精一杯。


すると―――――、


先生の顔がどんどん近づいて来た。


え゛っ!?


キ………ス……される……!?


あと数センチ……という所でピタリと止まった。


思わず息をするのも忘れ…


目を瞑ってしまった。


すると、


「なぁ…いいだろ?」


ギャァア―――――!!


耳元に甘い声で囁かないでよ!


何なのぉ―――――!!


これって…ど―――――いうことぉ―――!?


私が驚いていると……


なっ!!//////////


首に…キ……ス………した。