「少しお待ち下さい…」
年配の女は、あの女を呼びに行った。
すると、周りの女どもが…
「亜門先生~羽生さんに何の用ですかぁ?」
「ぁあ?お前らには関係ねぇ」
「えぇ~ズルーっい!!」
「先生~今日、仕事が終わったらぁ、ご飯食べに行きませ~ん?」
「あっ、私も~」
あ゛ぁ―――ウゼェ――。
イライラして、ぶん殴りてぇ―――!!
俺は悪の心を押し留め…
「メシ?……悪ぃな、ムリだわ」
「そんなぁ~」
女どもは一斉に項垂れ…
仕方なく、俺は……
「また…今度な?」
ウソ臭く微笑む。
「「「キャァ―――――ッア!!」」」
女どもは一斉に悲鳴をあげた。
俺の美貌に興奮している。
フッ…女なんてチョロい。
コイツら…クズ以下だな。



