「はっ、はいっ!!止まります!…今にも止まりそうです!」
「フフッ。じゃあ、俺が診てあげるよ?ドクターだからね?」
俺は意地悪くそう言うと…。
「え゛っ!?けけけけっ、結構です!/////」
彼女はこれでもかという位両手を突っ張って、目をギュッと瞑った。
そんな彼女に俺は…
チュッ。
俺は彼女のおでこにキスをした。
「じゃあ、結婚は後々って事で。とりあえずは、俺の彼女のイスに座って貰おうかな?…ねっ!?」
「ぇえ――――――ッ!?」
「フフッ…そういうことで!!」
驚いている彼女を余所に…
俺はとりあえず、毎日彼女のそばにいられる状況を作った。
これで、なんとかアイツから彼女を守れるか?
いや…油断は出来ないな。
アイツだって魔力が使えるハズだ。
何かしら仕掛けて来るだろうし。
これからが勝負だ!!
1日も早く、彼女の心を手に入れないと…。



